田の上いくこ 公式サイト

都政報告「八ツ場ダムの課題」

2011年08月27日 トピックス

いよいよこの秋に国の検証結果が出てくる予定の八ツ場ダム事業。民主党がマニフェストで無駄な公共事業は行わないとした代表的な事業が八ツ場ダムです。ダムは主に利水と治水の観点から是非が問われますが、このダムが必要か否かをわかりやすく説明するために勉強会を開きました。まずは、保阪展人現世田谷区長がつくったDVDを観賞。 そして、国土交通省の事業であることから、地元の初鹿あきひろ衆議院議員に同席してもらい、生活再建法案や先日原告側が勝訴して国に情報開示を求めた裁判など現在の状況を話していただきました。田の上からは、ダムの基本的な知識や利根川水系にダムを必要とした経緯、八斗島での流量の問題、そして東京都で扱ってきた水需要予測について説明。 このダムは、91%が関連事業費で残り9%がダム本体の工事事業費であるという変わったもの。また、以前より指摘されてきた地すべり等により堆砂率が高く、貯水に課題があります。参加者からは、「勉強になった」「国政、都政、区政の連携がよくわかった」などの声をいただきました。