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旧中川下水放流の請願

2011年07月06日

7月1日までの定例会に上程されていた請願「合流下水放流による旧中川水質汚濁に対する抜本的対策に関する請願」の結果通知書が届きました。江戸川区平井にお住まいの陳情者からの申し出に江戸川区選出の都議会議員5名が超党派で紹介議員になった請願です。 雨天時に下水の貯留容量が足りなくなるため、未処理のままの汚水を年100回以上放流していますが、旧中川は、「閉じ込められた川」であり、流れもないことから、汚物の沈殿や悪臭が気になる環境です。平成22年9月の台風時には糞便性大腸菌を100ml中84,000個発見される状況。 解決のため貯留池の箇所と容量を増やすこと、荒川への放流を工夫すること、頻繁に浚渫をすることが考えられます。公営企業委員会付託だったため、都議会民主党では柳ケ瀬議員が質問と要望をしました。結果は「意見付採択」となりました。意見付と言っても、「趣旨に沿うよう努力されたい」との意見を付して採択とのことです。 今後10年間をかけて貯留池の容量が倍になることや上流の一部で荒川への放水をすることが決まりました。