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医療関連視察

2009年11月10日

今日は、来年3月にオープンする予定の府中メディアカルプラザ(多摩総合医療センター、小児総合医療センター)の視察に行ってきました。多摩総合医療センターは府中病院を前面改築し移転するもの。そして小児総合医療センターは清瀬小児病院、八王子小児病院、梅ヶ丘病院を統合するもの。後者は特に地域の小児病院をなくさないでほしいと住民の要望があげられているところです。 まだ機材もなく、ベッドも病人もいない病院ですので、理念と設備を見ただけですが、何とも広くて豪華なつくり。これに見合う医師の数を確保する方が大変だと思ってしまいました。ややもすると贅沢すぎてムダがあるのではないかと思ってしまいます。感心した点は、小児総合医療センターのNICU、GCUなどと同じフロアに連絡通路があり、多摩総合医療センターの産科とつながっている導線です。 また、写真にあるように屋上にヘリポートがあり、その導線もしっかり確保されていました。写真にはありませんが、その後府中療育センターにも視察に行きました。前者が豪華だったせいか小さく古びて見えた療育センターは、昭和43年に建てられたものでした。入所者は重症心身障がい児(者)で、ほとんどが寝たきり。肢体マヒが原因か体も曲がったままで横たわっている姿がたくさんありました。 平均して 30年入所、死に至るまで・・・という方も多いようです。重症心身障がい児は、思ってもみなかった形での法律の適用があり、ビックリしましたが、これからも何とか守っていくようにしなければいけないと強く思いました。

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