活動報告

スケジュール  トピックス

豊洲移転発言

2010年10月23日

昨日石原都知事が会見で築地市場の移転・再整備に触れ、「豊洲移転に全力をあげる」と発言。取材陣の質問に対し、凍結になっている豊洲の土地購入予算を執行することを明言。つい先日10月7日の第三回定例会にて、採決で特別委員会の継続を決定したばかりです。 小委員会で都議会民主党が提出した3案プラス1案を検討してきましたが、その結果を特別委員会に報告し、質疑したのが10月3日。費用や工期など不明な点が多く、業界団体のトップの方々もこれでは比較できないと言っていたということは、検討案をブラッシュアップする必要があることが明白です。 知事は、特別委員会でも議論が出尽くしたようなことを言っていますが、特別委員会の質疑など見たこともなく、内容も知らないので言える発言が多々ありました。築地案と豊洲案の比較では、同じ土俵にのった比較になっているとはとても言えず、コストの算出方法が異なっていたり、都が以前同じ土地でメディアセンターを建てようとしていたときには、 何もなかったはずの築地の土地に市場再整備案では埋蔵文化財が想定されてしまうなど比較の前に整えなければならない状態でした。しかしながら、議決し特別委員会継続を決めた事実を軽視し、時間がないと豊洲移転を進めるとしたことに抗議したいと思います。都議会民主党大沢昇幹事長の談話もご覧ください。 http://www.togikai-minsyuto.jp/danwa/post_365.html 写真は、10月20日に田の上が豊洲に視察に行った時のもの。586億円かけて土壌汚染対策をするとされ、メディアでも586億円もの・・・と言っていますが、本来そんな金額でできるとは思えません。さまざまな過程をスキップしているからこその金額になっています。安全・安心において「スキップ」して省くことはあり得ません。

topics_26_6

topics_26_4

topics_26_5