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羽田空港視察

2010年09月01日

羽田のハブ化と言われ、滑走路の増設などが試みられてきましたが、いよいよ第二ターミナルの増設部分の供用開始が10月13日に、そしてD滑走路と新国際線旅客ターミナルが10月21日にOPENになります。まだマスコミの内覧会も行っていないという第二ターミナルは、デザイン性を重視しています。 そして、何と言ってもその展望スペースが広くて圧巻。ウッドデッキも施されているので、飛行場の見学だけでも十分楽しめます。国際線ターミナルは、新設の「羽田空港国際線ターミナル駅」とフロアで直結。荷物を持ったままエスカレーターに乗らなくてもチェックインできるようになっています。 「Made in Japan」を意識した和テイストのショッピングアーケードなど、外国人観光客も喜びそうな工夫が端々に。私が一番見たかったのが、滑走路。遠くにしか見えませんでしたが、この滑走路の新設により、発着便が増え、江戸川区近辺は騒音の心配があります。どうして、もっと海上に伸ばしてくれなかったのだろう。 この計画は、もう何年も前からなので今更言っても遅いのですが、そんな思いがよぎります。D滑走路は2,500m。既存のB滑走路と同じ長さ。AとCは3,000mです。あまり長い滑走路ではないので、二階建ての大きな旅客機が離発着するのは結構難しいのではないでしょうか。そのためか、海外路線とはいえ、近郊ばかりが目立ちます。 ハブ化にはまだ課題があり、そして同時に住民との対話やまちづくりも重要であることは言うまでもありません。

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