活動報告

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経済・港湾委員会

2011年09月30日

topics_33_410月から委員会委員の交代があるため、経済・港湾委員会最後の質問となった豊洲新市場予定地の土壌汚染対策契約案件に関する質問。過去の議事録を見ると自分でもうんざりするほどのマニアックな技術的な質問を重ねてきましたが、今回は今までの質問で明らかにならなかった土壌汚染対策と対策工事の途中に行われる追加調査について。新市場予定地は、ゆりかもめや道路により5街区、6街区、7街区の3つに分けられていますが、今回の土壌汚染対策工事も3街区に分けての入札になり、JVとして共同企業体で複数者が各街区を落札しています。 総額は540億円にのぼる大変な工事です。しかし、容易に手抜きや変更ができる体制であれば目もあてられません。土壌汚染対策法の改正に伴う追加調査も発生していますが、東京都は時間短縮のため土壌汚染対策工事の中で各調査をするとしています。法改正に伴っては、盛土の汚染箇所における範囲の調査、東京ガスの残置汚染に対応した周囲の調査、帯水層の底面の調査、底面管理の調査の他、汚染区画の液状化による噴砂箇所の対応、新海面処分場に持ち出す際の調査の6つが追加されると市場は答弁しました。