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公営企業委員会(水道局) 議事録

2009年10月22日

水利権

① 東京都の水利権はいくつあるか、安定水利権、暫定水利権等分類しておしえてください。

② 八ツ場ダムに関連する暫定豊水水利権は昭和62年昭和62年5月1日に毎秒0.559立方メートルで暫定豊水水利権を許可されているが、使用されているか。許可期間はどうなっているのか。使用されているとすれば、どの程度取水されているのか。(概算: 日量換算すると、48,000トン程度)注) 冬水分は農業用水の合理化によるかんがい期の用水確保(別途手当)と合わせて通年取水を可能とするもの)
不使用の場合は、遊休水利権となる
使用されている場合は、情報公開が求められる。報道によると東京はこの暫定水利権で水道水を使う人が8万人というが、マスコミの概算とも聞きました。こういったことが起こらないようにするためにも、どのくらい取水されているのか公開してください。

② また、この水利権の取水量は申請された水量が認められたものとなるが、この取水量を申請した根拠をお聞かせください。

暫定豊水水利権は全体の開発量の49.2%であり、そのうちの2.5%程度が東京都です。見込みの43万トンのうちの1割にも満たない。需要がもっと高いのなら、もっと取水量が多くても認められたのではないかと考える。

③ 定水利権の申請取水量が許可されなかったことは今まであるのでしょうか?申請取水量を増やすことはできないのか伺います。

④ 平成25年度における一日最大配水量は600万立方メートル程度と予測し、新たな水源として八ツ場ダムが求められているわけですが、新たな水源をつくる前に、さまざまな方法を考えるべきではないでしょうか。

⑤ 水利権における水量は、水源量と同じと考えてよいですか?また水利権で許可された水量のうち実際に取水された水量を考えたとき、使用水量、または配水量と同じとみなしてよいですか?

そもそも水源量にプラスして他にも水量があると計算が成り立たないのですが、水源量に対して1日最大配水量で換算しても22%程度が手つかずとなっています。
→ 4,924,000 ÷ 6,300,000 = 78.16%で、そもそも22%近く使用していません。
平成25年度における一日最大配水量は600万立方メートル程度というが、再検討すべきと主張します。