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八ツ場ダム

2010年04月12日

2年ぶりくらいでしょうか。八ツ場ダムに行きました。湖面一号橋、二号橋の工事も進み、橋桁だけでなくほぼ橋としてつながった形になっていました。国道もかなり進んだ様子。7ヶ月前に前原国土交通大臣が八ツ場ダムの中止宣言をしたものの、住民との意見の食い違いなどから話が進みません。 しかし、税金の使い方として今までの建設費、またこれからかかる費用がどうなのか事業のあり方を考える必要があります。一日目は、主要な場所をチェックしに訪れました。吾妻川などの強酸性の河川を中和するために毎日60トンの石灰を投入していますが、その浚渫のためにつくられた品木ダム。取水量は水力発電に使わるとのことですが、穏やかで本当にそんなにたくさん取水しているようには見えません。 緑色の水面と石灰の入った黄色の水面にびっくりします。もう一枚の写真は、川原畑地区の地すべりをとめるためにつくってある断面。酸性の地下水のため杭までさびてしまう。そのため継続的な管理には多大な金額が必要となる。二日目は、現地の方々の意見聴取。20人強の一都五県の議員(超党派)が集まった今回の企画で、各チームに合わせて率直な意見を聞いてきました。 報道だけではわからない住民の気持ちに触れることができました。また、これから何が必要なのか、政府にも意見をあげていかなければなりません。

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